髪の毛って生き返る?そんな疑問について

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パーマやカラー、後はストレート。

美容室においての施術メニューに関して種類はたくさんありますが、よく耳にするのが僕の髪の毛のダメージ的に施術可能ですか?という質問ですが

お客さんがよく勘違いしがちなのが髪の毛は黒染めしたりして地毛の色味になれば元の髪の毛に戻ってると思われること。

あとは何ヶ月経てば髪の毛のダメージがなくなるとか…

実際そんなことはないんですよね。

基本的に髪の毛は死んでる細胞なんですよね。

そして日々のドライヤーやカラー、パーマ、ストレートでダメージを確実に負っていってるんですよね。

ゲームで例えるならHP100でスタートした主人公が回復する事が出来ず一生ダメージを負いながらエンディングまで立ち向かうみたいな感じです!

なら、髪の毛に何もしない方が一番いいんじゃないの?って事になるのですが、

確かにそうかもしれませんがそうしてしまうと髪の毛を楽しむということが出来なくなってしまいます。

近年では薬剤の性能が飛躍的に上がっていて、施術の時に負ってしまう薬剤ダメージを極力抑えるようにするケア剤などが登場してお客様が髪の毛を長く楽しんでもらえるようにはなってるのでご安心ください。

ではトリートメントとは一体何のためにあるのか?というお話になってくるのですが、それは髪の毛の表面や内側ににコーティングをする事なんですよね。

なので触った時サラサラしたりするのはコーティングされてるからです。

決して髪の毛が再生してるわけでは無いのでそこは理解してもらえれば良いかなと思います。

一旦話はそれましたがまとめると

髪の毛は再生しない。

一度追ったダメージは二度と戻らない。

ただしそれをカバーすることはできる。

以上の点を踏まえて今後髪の毛を施術する際の基準にしてもらえればいいかと思います。

あとはダメージの多少は美容師の腕にもよるので是非いろんなスタイルを参考にこの人はどういう腕の持ち主なのかを見極めることが大切になります。

是非今後ともどうぞよろしくお願いします。

この記事を書いた人

店長/トップスタイリスト 河崎 魁仁

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