髪の毛の長さとパーマの関係性

パーマの仕上がりがなぜか違うことがあるのは以前紹介しましたが今回は

髪の毛の長さが具体的にどう影響するのかさらに具体的に影響しているのかお話していきたいと思います。

同じスパイラルパーマを一例に出して比較していきますが

こちらかなりロングの髪の毛で15cmの長さはどのスパイラルです

こちら5cmほどの短い髪のスパイラルパーマ

こちらがちょうど中間の長さの7cm程の長さのスパイラルパーマ

どれも巻き方は同じ形で巻いてますがベースの長さによってここまで動き感が変わります。

それはなぜなのかというお話ですが、

基本的にパーマのウェーブ感というのは長さによって可能な動きの限界というのがあります。

5cmには5cm程のウェーブ…

パーマは髪の毛をロッドに巻きつけるわけですが、その時巻きつける時の回転数がかなり影響します。

巻く時のロッドには太さがあり、それぞれに合わせて動かせるように美容師がそのロッドを選びます。

まず回転数ですが、多ければ多いほど基本的には縦に落ちる動き感になっていきます。

逆に言えば回転数が少なければ少ないほど跳ねるような動き感になります。

この二つの要点を合わせれば跳ねさせたり、縦に落とすことが操作できます。

ただ最初にもお伝えしたように髪の毛の長さによって動きの限度というものがありますのであまりにも短い髪の毛に縦に落ちる動きを作ることはかなり難しく、逆に長すぎる髪の毛は巻きつける回転数が多くなるため跳ねる感じを作るのは難しいというわけです。

これで今までどれくらい長さがこのスタイルに必要だったのかや、どうしたらその質感になるのかという悩みが解決しそうではありませんか?

ただし、今説明したことを出来るかどうかは腕前もありますのでそこの知識を抑えて理解している必要があります。

今回はこれくらいで終わりますがもし気になられて施術をお考えの方は是非一度足を運んでいただき、ご希望のスタイルになれるようお手伝いさせていただきます。

ご来店のほど心よりお待ちしております。

この記事を書いた人

店長/トップスタイリスト 河崎 魁仁

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